PS4「フィギュアヘッズ」を始めようと考えてる兄貴・姉貴達へ
2017年3月5日時点で判明した情報をもとに、引用形式でお詫びと訂正の文書を挿入しました。
「フィギュアヘッズ」PS4版サービス開始おめでとう!すごーい!やったー!
サービス一周年を迎えてさらなる広がりを見せる大人気ストラテジックシューター「フィギュアヘッズ」がPS4で配信されるに伴い、始めてみようと思っている兄貴・姉貴たちもたくさんいることだと思う。どんなゲームなのか?課金額はどれくらい必要なのか?プレイ歴10ヶ月ほどの筆者の経験から解説し、クソ面白いのでぜひプレイしていただきたい、という趣旨の記事である。
フィギュアヘッズってどんなゲーム?
部隊を指揮して競うロボットシューター!!
「シューター×ストラテジー」、2つの要素が融合した全く新しいジャンル
【ストラテジックシューター】!!
詳しいことはプロの作ったプロモーションビデオ(シャレじゃなくて)を見てもらえれば良いと思うが、敵陣地のコア攻撃を目指し、ロボット(自機)を操作して撃ち合いながら、AIロボット(僚機)を操作して戦うというゲームである。
ロボット同士の撃ち合いのため、通常のTPS・FPSのようにヘッドショットで正面から一撃死させる手段がなく、RTS要素であるAIロボット(僚機)を背後から回り込ませたり、肉壁にして押し切ったり、集中砲火で敵を倒したりする必要があるのが特徴。
FPS・TPS初心者兄貴にとっては自分のエイム力があまりなくても僚機の操作で試合に貢献できるし、FPSに自信ニキにとっては、「俺がここ抑えてんだから味方はそっちから回り込めボケッ!」といったシチュエーションを自分の手だけで成し遂げられるゲームと言えば良いだろうか。
最終目標はボーダーブレイクおなじみ、敵陣地へのコア攻撃だが、敵コアへの攻撃条件を解除するためには複数の施設を制圧している必要があるのと、ユニットの移動速度が遅いので、BBのように単騎で突撃してどうこうなるようなことはない。むしろキルデス戦で優位を取りつつ、チーム全体でじっくりラインを上げていくタイプのゲームである。
どういうところが魅力なの?
- 知恵とカスタマイズがモノを言う頭脳派ゲーム
- こだわり抜かれたロボデザイン・挙動
ゲーム性から言うと、「とにかく頭を使う」というところだろうか。
まず第一にカスタマイズ要素があるため、月一回ほどのアップデートのたびに変わる環境に応じて、自分なりのカスタマイズを考えるところからゲームが始まる。
加えて試合中は、TPSとRTSを同時にこなして敵を倒しつつ、重要拠点を制圧し、あわよくばコア攻撃を狙う……と、やることが盛りだくさんで、手持ちの装備と相談しながら自分なりのカスタマイズと戦術を考えていけるのが面白みだ。
あとこれは筆者の個人的意見だが、スコアになる自分の体力をオトリにしつつ、相手の想像してなさそうなところから予め回り込ませていた僚機をけしかけ、慌てふためいて死んでいく敵を見るのが最高に楽しい、というのが大きな魅力の一つだと思う。重度のエイム障害を患いながらも下手の横好きでシューターをプレイしていた筆者は、「フィギュアヘッズ」では主に僚機操作に重きを置いてプレイしている。
世界観的には、やはり今どき貴重な和製ロボゲーだということも忘れてはならない。
ゲーム中に登場するロボットは"2foot"は、元来作業用に開発されたロボットという設定で、アーロン・ベック氏ら大御所がデザインしたメカは愛嬌と機能性を意識したデザインが多い。試合中にハンドサインを出したりする人間臭い動きも相まって、ガンダム系のゲームにはない魅力がそこにはある。
先述したようにロボをカスタマイズする要素もあるので、見た目の好みとゲーム内性能とを両立させる楽しみもあるだろう。
ゲーム性との兼ね合いもあるのだろうが、今のところブースト等を使った高速移動・ジャンプアクションもなく、元作業用ロボットとしての無骨さと重量感を存分に楽しめるゲームである。
2017年3月1日に発表された大型アップデート特設サイトにて、「クイックスライド装甲」の実装が明かされた。一種ブーストのような挙動を可能にする装甲であり、環境の変化が予想される。
僚機に指示を出す時にハンドサインを出す。カワイイ!
ゲーム中最弱と言っても差し支えない「ドッカー」くん。しかし「港湾部での運搬作業用」という設定とデザインのマッチングもあってか、皆から愛されるアイドルである。
基本無料って言ったってどうせガチャ回させるんでしょ?
- 課金装備は重要だがゲームをひっくり返すほどではない
- 課金装備を手に入れるためのゲーム内通貨もある程度配布される
- 月額課金的なことも可能
自慢ではないが本稿の筆者は極度の課金ガチャアレルギーであり、フィギュアヘッズでも射幸心にかられて課金ガチャを回したことは一度もないが、総プレイ時間600時間、勝率もギリ5割あたりでゲームを楽しめている。
とはいえ、全くの無課金ではそれなりにツラいことは確かなのは認めよう。というかガチャを回してない割に相当額を課金してしまっている。
「フィギュアヘッズ」の課金要素は大きく分けて4つ。
1.ガチャ限武器が出現する武器/装甲ガチャ(STAMP…いわゆる「石」もプレイしてればそれなりに配布される)
---ガチャ限の壁
2.経験値やゲーム内通貨ドロップを増加させるブーストチケット
3.ゲーム内キャラの衣装・髪型およびメカの塗装カラー・パターン
---現金限定の壁
4.ゲーム内通貨でも購入可能な装備(店売り装備)を現金購入*1
筆者が現在主に課金しているのは、毎月1回1480円(148G)で購入可能な、ブーストチケットとガチャ石の詰め合わせである。その他に、アップデートの頻度が高いときは店売り装備を現金購入したりしている。
序盤はアセンブリの研究が進んでいなかったこともあって、店売り装備の即金購入でかなり浪費してしまったのだが、総課金額はこの10ヶ月で3万円程度だろうか。
ちなみにこの記事を読んでいる読者兄貴・姉貴がガチャを回すことに抵抗のない猛者であるのであれば、ガチャのハズレ枠を売り飛ばすことでゲーム内通貨がかなり充実するので、上記項目の2・4に改めて課金する必要はない。
おそらく誰もが気にしているのはガチャ限装備の性能だろうが、確かにガチャ限武器は店売り武器の完全上位互換であるものも多く、相手にしていて「ズルいな~」と思う装備がないといえば嘘になる。
が、基本がアクションゲームなので装備だけで試合がひっくり返されるというようなことはまずない。どっちかというと店売りでぶっ壊れてるやつ早く直せというレベル。
ただ、カスタマイズに荷重制限の要素があるため、店売り装甲に比べて大きく本体重量を減らせるガチャ限装甲が無いと、装備の幅がかなり制限されてしまう。早めに一通り揃えたいところ。
現在は一定レベル到達で操作自機用の一式が貰えるのと、序盤に大量に貰えるガチャ石は全て装甲ガチャに突っ込んで充実を目指そう。
「新米ランクス支援キャンペーン」実施のお知らせ | フィギュアヘッズ - Figureheads | SQUARE ENIX
装甲に限ってはガチャ限装甲も店売り装甲の完全上位互換というわけにはいかず、用途によって組み合わせが必要になってくる。ガチャで出てきた店売り装甲もハズレ枠と思わず取っておいて、いろいろ検討してみて欲しい。
ゼノギアスセットって買ったほうが良い?
- ちょっとでもゼノギアスが好きなら、買ったほうが良い。
フィギュアヘッズ(AI)となったフェイとバルトだが、同様の性能の別キャラをゲーム内通貨で一応購入可能ではある。
だが、ゲーム序盤ではとても手が届く金額ではなく、即金で購入しようとすれば各90G(900円)、あわせて1800円なので、この時点で1500円の価値がある。(ちなみにレベル7到達時点で分隊3機+1機ぶんのフィギュアヘッズ(AI)は手に入る。現環境でも比較的ピック率の高いものになるので、安心して欲しい)
フェイとバルトに対応する能力を持つのはこの二人。*2
2017年3月3日に発表されたアップデート詳細情報にて、ヴェルトール・ブリガンディア・ゼプツェンそれぞれの性能向上が判明した。下記の通り現状でも十分なほどに軽量なところをさらに軽量化、耐熱・耐弾性能が向上するほか、新しく導入される「光学」ダメージに対してサリオ社製品は優秀な能力が付与されることも判明した。調整次第では一線級の品になる可能性もある。
各種装甲については、数字だけで見ると最弱の部類に入るのは否めないが、序盤ならそれなりに役に立ってくれる性能だろう。
ヴェルトールはその軽さと装甲特性「アンチレーダー」で、敵の視界を振り切り敵陣の裏に走り込ませる軽量僚機の候補になる。
ブリガンディアは軽い割に弱点の保護が全装甲中最高レベルであるという安心感がある。ヴェルトール同様アンチレーダーを活かして走り回らせてもOK。
ただしゼプツェンてめーはダメだ。*3
ただ、ゲームが進んでいって装備が充実してくれば、お蔵入りしてしまう装備というのも事実。一応ガチャ限装備との交換ポイントには変換できるので、丸損というわけではないことを付記しておく。
そのほかGOLDはそのまま10円1ゴールドの現金限定ゲーム内通貨。
30日分のブーストチケットはそれぞれ1800円(計3600円)相当になる現金限定の品である。
本稿を読んでちょっとでも興味を持ってくれたなら、決して損はさせない内容となっているのは間違いない。
おわりに
PS4版サービス開始まであと1週間。ここまで述べてきたのはフィギュアヘッズの魅力のごく一部にすぎない。公式HPのPVや、有志がアップロードしている動画などを見てみて欲しい。
というか、基本無料なのでとりあえずチュートリアルまではプレイしてみて欲しい
マジで。それなりのPCをお持ちなら、まずPC版をDLしてみるのもテだろう。
先に述べたように、要素が盛りだくさんで忙しいゲームなので、誰でも簡単!爽快感ロボットシューター!といったノリからはかなり遠い存在かもしれないが、細部までこだわり抜かれたロボ描写を、とりあえずは味わってみて欲しい。
本ブログでも、序盤の進め方なんかを紹介できていければいいと思っているので、ぜひともこの最高に面白いゲームを一緒に楽しみましょう。